鈴木農園では、お客様によりおいしいものを食べていただくために、収穫・出荷方法を工夫しています。
①収穫
桃を痛めない為に、効率が悪くても昔ながらの道具で1個1個収穫します
一般的な農家は、はしごを使って収穫します。はしごの上の作業ですから、肩から下げているのカゴに一旦入れます。1回のはしご上での作業で多くの実が収穫されるので、桃はカゴの中でたくさん積み重ねられてしまいます。
ところが、木でしっかりと熟した甘い桃は、熟度が進んでいる分だけ、若干柔らかめですので、これらの一番おいしい桃は、このカゴの中で他の桃の重みで痛んでしまい、出荷できなくなってしまうのです。
鈴木農園では、はしごを使わずに、現在ほとんど使われていない『取り棒』という道具を使用して1個1個収穫し、桃が重ならない運搬用の平たいコンテナに直接収めます。カゴを使わないので、桃が積み重なることなく、しっかりと熟したおいしい桃をみなさんに出荷できるのです。
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②第1次選別
大きさ、色、形だけでなく、果肉にもこだわります。
手作業により、大きさ、色、形でおいしい桃を選び出します。樹によっては食感がごそごそしたりと、果肉質の悪いものもあります。畑の試食でそのようなものが見つかった場合、平箱単位で目印を付けておき、お客様のもとに届かないようにします。共同選果ではなく、個人選果だからこそできるメリットです。
桃農家だからできる厳しいチェックをくぐり抜けた桃だけが届けられます。
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③第2次選別
光センサーによる糖度測定をして、糖度を確認します。
糖度の低いものは、この段階ではじかれます。
(特選ロイヤル桃の選別に使用)
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④箱詰め
痛みや小さな腐敗などがないか、1個1個再度確認しながら、箱詰めをおこないます。
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⑤出荷
伝票を張って、出荷作業終了です。
ヤマト運輸さん、よろしくお願いします。