我が家の桃の収穫前だったので、スーパーで売っていた一番おいしそうな桃(1個398円)をサンプルとして、写真付きでお勉強したいとおもいます。(^^)
お題は
- おいしい桃の選び方
- おいしい桃の時期
- おいしい桃の価格 です。
おいしい桃の選び方
おいしい桃の時期
産地直送の場合、農家さんにお任せしておけば、基本的には一番美味しい時期に発送してもらえます。基本的には、注文順での発送となっていることが多いので、ほかの人よりも早めに注文して、「美味しいものをお願いします」をいうのが一番ではないかと思います。 |
おいしい桃の価格
おいしい桃を買うにあたり、価格もかなり重要なポイントです。
農家直送など以外の方法で購入する場合、
大玉なら、1個400円以上、
小玉でも、1個350円以上、
払わないと外れを引く可能性が高くなります。
なぜかは、農家出荷価格を考えるとわかります。
消費者が買う時の価格は
価格= (桃の原価)+(梱包資材費)+(選果手数料)+(仲買人のコスト・利益)+(販売店のコスト・利益)
で構成されています。当たり前のことですがね。
価格に占める割合は、
桃の原価 :20~40%
その他項目:60~80%
くらいです。
たとえば、スーパーの特売で1個200円くらいの桃は、市場では、20~25個で1500円前後で
取引されています。桃の原価だと、1個60円くらいです。
特売品の桃のランクは、ほぼ最下位レベルです。
この中に、美味しい桃はほぼゼロなので、農家が探しても見つけられません。
ちなみに、産直の場合、
フルーツショップ系のお店だと、
価格= (桃の原価)+(梱包資材費)+(選果手数料)+送料+(ショップ手数料)
農家の直接のお店だと
価格= (桃の原価)+(梱包資材費)+(選果手数料)+送料
で、
桃の原価:40~60%
くらいになります。
産直の場合、桃原価の安いものは扱っていない場合が多いく、また、1個からの購入ができないので、
どうしても、高いというふうに見えてしまいます。
しかし、桃原価に一番お金をかけられるという点で、産直が一番お徳ではあります。
※一般小売店で買う場合光センサーものが増えているので、これを目安にするのもよいです。
値としては、
すっごくおいしい:13.5度
おいしい:12.0度
です。
※追記 2018.8.22
先日、デパートで買ったのに美味しくなかったとの声をいただきました。
百貨店などの高級スーパーでも、JA出荷品など市場を通して仕入れのものであれば、
味はスーパーの品と大して変わらない場合もあります。
では、なぜ値段が高いか?というと、
それは、傷のついていないもののみを店頭に並べているからです。
桃は、非常にデリケートな果物なので、
出荷時にきちんと選果をしていても、
お店に届いたときには、小さな傷などがついているものが結構あります。
それを取り除いてから並べているので、その分、値段が高くなっているのです。
もちろん、これだけが高い理由ではないと思いますが。